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せいなるめぐみ レビュー

せいなるめぐみ せいなるめぐみ
荒井 チェリー (著)
(まんがタイムKRコミックス)

乙女ちゃん……病院行った方が(精神科的な意味で)

せいなるめぐみは、まんがタイムきららキャラット連載のラブコメ四コマ作品です。

お嬢様学校である迷迭香女学院から普通の共学校穂海高へ進学してきた刑部 聖は成績優秀、運動神経抜群、容姿端麗ながら中身は乳母みたいな存在である恵ちゃん(♂)大好きなアクティブな女の子だったと言うお話です。

他のメインのキャラとしては聖のいとこである元気娘一柳 ひより、ヒロインポジとなってしまったひよりの幼なじみ新宮 光正くん、そして何を間違えたか聖にぞっこんな妄想娘の椿 乙女ちゃんの五人(恵ちゃんこと仁礼 恵を含めて)

元お嬢様学校出身でホントにお金持ちなのでお嬢フィルターが掛かってしまいクラスでは一歩引かれている聖ですが、恵ちゃんの為ならその努力を怠らないため基本ハイスペックな上努力の上乗せにより何故か人気者になっています。

いわゆる動物園の猛獣みたいな感じでしょうか、カッコイイけど近づけないみたいな。

物語的にはまだ、ちょっと後々の伏線っぽい話は出ていますが、これから先の展開はちょっと読めませんね。光正くんの恋が実るのか……それとも脳内では聖たんと呼ぶ乙女ちゃんが勝利するのか。
ひよりが実は一番の常識人なのか……楽しみですね。

あと、この作品は荒井 チェリー先生の他の作品とちょこっとクロスしている所があったり(荒井先生の作品には良くあること)しているので、他の作品も読んでいるとより楽しめるかと思います。




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