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ゆきくも レビュー

ゆきくも ゆきくも
口八丁 ぐりぐら (著)
出版社: 双葉社
(4コマKINGSぱれっとコミックス)



契約書はすべて読まないと


過ぎゆく日々をただ生きていたフリーターの高堂 夏生がなんとなく家政婦紹介所のサイトへアクセスし、自分好みの容姿を入力したらそれにピッタリな家政婦研修生の女の子【ゆき】が速攻で派遣されて来てしまいました。

しかも雇い主が衣食住を全て面倒をみなければならない契約であったり、申し込み時に容姿しか入力しなかったため料理洗濯掃除駄目と言う、家政婦の意味無しだったりと言うお話です。

研修生なので料金は無料ですが、どう考えても悪徳商法な契約書に愕然としながらもゆきの面倒をみている夏生は基本的にいい人なんでしょうね。
バイト先のレストランには親戚の子と偽ってますが、従業員仲間もよくしてくれたりして、お話はほのぼのとした雰囲気の展開となっています。

最後に研修期間が終了してしまい帰ることになってしまいしんみりした感じになってしまうのですが、ラストはお約束にしてこれ以外無い終わり方になってます。

目的もなくフリーターをなんとなくやっていた夏生も最後にはなにやら目的を見つけられたみたいですし、同僚二人も幸せそうなエピローグだったんですが、結局この家政婦紹介所スノウズの運営どうなってるんでしょうかね?

社長も謎の人のままでしたし、ゆきが人間かどうかも怪しく……。


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