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ALDNOAH.ZERO アルドノア・ゼロ レビュー

ALDNOAH.ZERO アルドノア・ゼロ
ALDNOAH.ZERO アルドノア・ゼロ
Olympus Knights (原作) :ピナケス (漫画)
(まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)

大尉がまだ有能だと思われていた頃が懐かしい
豪華スタッフで制作されるオリジナルのロボットアニメの漫画版となります。

アニメは分割2クールと言う手法が取られ、一期の最終回のあまりの展開に賛否両論が巻き起こった話題作です。

漫画版はほぼ、アニメと同じで火星との和平交渉の際に皇女アセイラム姫が暗殺され、戦争が勃発してしまうというのもそのままです(もちろん姫は生きてます)

二人の主人公冷静で反則みたいな知識を誇る少年界塚 伊奈帆と、知識不足からとりあえず屈折の所為にする屈折王子ことスレイン・トロイヤードの違いが面白い作品ですね。

基本、地球側より圧倒的に火星側(アルドノアドライブ持ちの機体)が有利なんですが、どの機体の一つの能力が特化しすぎてて応用がまったく効かないところを伊奈帆にみやぶられて倒されてしまうと言うパターンが基本です。

しかも、伊奈帆が学校の訓練で使用していた練習機で戦ってます。
正直後継機の方が重くなってて使いづらい(基本火星の方が強いのであたったら終わり)残念機体なので、練習機の方が使いやすいようです。

一巻では暗殺事件、戦争勃発、姫との遭遇、トリルランのニロケラス(次元バリア)との戦いまでとなっていますが、例のスレインがアセイラム姫に教えた光の屈折問題が後々重要なファクターになると誰が気がついていたのでしょうか(たぶんみんな気づいてた)

リアルロボット作品としても楽しめるので是非一読してみてください。

(追記)

この世界の設定は現実世界より少し進んだ技術レベルに、アルドノアドライブと言うチートシステムが現れたと言う物になっています。

火星側も元々はそこにあった物を手に入れただけの地球人なのに、いきなり帝国作って地球に宣戦とかちょっとおかしいですよね。
その為、宇宙人との戦争というよりは、ガンダムの様な別の場所へ移住したコロニーとの戦争みたいな物なんですよね。

これはどう考えても地球側の勝利フラグにしか聞こえない設定な上、火星側は戦国時代みたいに領地を争っています。これは負けフラグでもありますが、2クール目にしてようやく協力することを覚えたようです。

これも伊奈帆が強すぎるからなんでしょうが、覚醒しそうで怖いなぁと思ったりもします。



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