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アクア・ステップ・アップ レビュー

アクア・ステップ・アップ
安田 均 (著), 友野 詳 (著), 田嶋 安恵 (イラスト)
(バーズコミックス)

これは……ボードゲームやりたくなる

グループＳＮＥ原作のボードゲーム（カードゲーム）をメインにした作品です。

この作品は一応物語はあるのですが、実際は主人公の明羽（アクア）が、様々なボードゲームを紹介することがメインとなっている作品です。
基本、洋物（日本版もあるけど）ボードゲームがメインなので、普通知らないようなゲームが紹介されていて、ほとんど聞いたことも無い作品が多かったですね。
どこかのカードゲーム漫画の様なチート展開は無く、普通にゲームを楽しむことが目的みたいな内容になっていて、明羽は勝利とかには特にこだわっていなかったりします（一応理由があるので、後半少しずつ変わっていきますけど）

巻末のゲーム紹介のコーナーなど見ていると洋物のパッケージは日本では売れなさそうだな〜、なんて思ったりもしますけど、説明書が日本語なら欲しいななんてのもあります。

物語的には最終回が急展開（店長さんとらいなが結婚！？）（夏丹は雫のマネージャーかよ）（っていうか何年後なんだ？）だったりしますが一応の完結を迎えて良かったと思います。
番外編とかあっても良かったかなと思いますけど、たぶんゲームの内容が被り出すので長期は流石に無理だったのかな〜と。

絵柄は一話から最終話までほとんど変わらず安定していたのも良かったですね。

（追記）

個人的にこの手のゲーム紹介作品では一番最初に読んだ作品であるため、本作が一番印象に残っていますね。

小説版もなかなかよかったですし、全四巻ながら本筋もしっかりしていたのがよかったです。

ただ、この作品完結後に発売されたゲームも結構増えてきたことから新しい作品をアクアたちに遊んでほしかったですね。




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