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CAPTAINアリス 5 レビュー

CAPTAINアリス 5
高田 裕三 (著)
(イブニングKC)

バリケード使おうよ

ミグ２５によるハイジャック事件は、結局アメリカ軍への亡命を求めると言うことになりましたが、そのまま重要人物ごとの亡命を認める訳にはいかないロシア軍が遂に動きました。

ロシア空軍の最新鋭戦闘機【PAK-FA】がステルス能力を活かして追ってきたようです。

しかし、一応インドとの共同開発機なのにインドを欺いて領空侵犯して大丈夫なのでしょうかね？

そりゃ、レーダーに証拠が無ければいいとも言えますが航路的に他国の領空通らないと追ってこれないから領空侵犯したのは確実だと言われるでしょう。

まあ、それはともかく本作初の空中戦が繰り広げられましたね。まさかの旅客機対戦闘機の対決です。

当然戦闘能力があるわけない旅客機でアリスがまともに機動戦を挑むわけもなく、相手の油断につけ込んだ作戦で一掃。排出した燃料を敵機に命中させるとかすごいことやりますね。

そして、逃亡に成功したミグ２５での空母への着艦ですが艦載機ではない戦闘機が３００メートルのデッキに降りるにはまともな方法では無理と言うことで、ジェット気流を産み出して強制的に向かい風を作り出しギリギリですが着艦に成功しました。

普通にバリケードで強制着艦させた方が安全とも思えたのですがどうなんでしょうね（もしくは脱出して回収してもらう）

……ここまで来るともうなんでもありとなってきていますが、この性格なら軍用機パイロットの方がアリス向きに思えますよね。



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