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ドリフターズ レビュー

ドリフターズ
ドリフターズ
平野 耕太 (著)
(ヤングキングコミックス)

ハンニバル自重しろ


西暦1600年関ヶ原の戦いの最中、西軍の一軍を率いていた島津 豊久は戦死する寸前に謎の男に呼び出され異世界へと飛ばされてしまいます。

そこはエルフなどが亜人が存在していて、どうやら戦争の真っ最中な荒れた中世ファンタジーな世界でした。

豊久は瀕死の重傷を負っていましたが、自分と同じくこの世界に飛ばされてきたと言う織田 信長と那須 与一に助けられ一命を取り留める事になりますが、そこまで連れてきてくれたエルフの子供たちの村が豊久を助けた為襲撃されてしまう事態になってしまい、豊久は再び戦う事になると言った感じですね。

まあ、豊久はかなりの戦闘狂ではあるものの、刀を自分の為だけに振るうような人物では無いようです。今後豊久がこの世界に同化変わってくるのか楽しみです。

ちなみに、この世界には豊久たち漂流物(ドリフ、ドリフターズ)と呼ばれる者たち以外に、廃棄物(エンズ)と呼ばれる超常能力者たちもいるようです。

ドリフが生死不明のまま未帰還となった人物たちなのに対してエンズは非業の死を遂げたと言われる人物たちで構成されているようで黒王に従い各国を侵略していっているようです。

エンズの方は超能力を持っているのに対し、あくまで本人の技量にたよるドリフがどうでるのか楽しみですが、ドリフは豊久、信長、与一、ハンニバルにスキピオ・アフリカヌス(老人コンビ)にワイルドバンチ強盗団のブッチとキッド、そして現れたばかりなのにいきなり竜を撃墜した大日本帝国海軍のエース菅野 直とどうも普通じゃない人たちばかりです。

エンズ側の土方 歳三、ジャンヌ・ダルク、アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァとグリゴリー・ラスプーチンたちは食わせ者ばかりな上一騎当千の能力持ちとなっています。

あと、どちらに付くのか謎な義経他、名前だけ出てきた人物も居ますね。

様々な時代から呼ばれてきた英傑たちの戦いも期待したいですが、どうやら古代から近代の人物まで呼ばれているようです。
ハンニバルがキッドの機関銃をみてはしゃいでいたように、現代兵器とか出てきたらどうするんでしょうかね。
まあ、大人数で動かすような兵器は無理っぽいですが戦闘機くらすは呼べるようですし、戦車とか戦闘ヘリくらいなら現代兵器もでてくるかなぁ?

カバー下で色々候補を出してますが、風船おじさんはもし登場したらどうするつもりなんだよ……作者がまったく自重していませんね。



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