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ガンドライバー レビュー

ガンドライバー

せた のりやす (著)
(電撃コミックス EX)

スパロボに出演出来るレベルだよなぁ


ガンドライバーは原作ビトウゴウ、絵せた のりやすによる西部劇風のロボットバトル作品ですが、終盤の超兵器っぷりがものすごくスパロボに出演したら特機クラスなんじゃないかと思えます。

架空のアメリカ南北戦争時代に主人公のディックは父と妹の三人で人種差別にも負けず暮らしていたのですが、ある日ガンドライバーと呼ばれる人型ロボット兵器に襲撃され妹は連れ去られてしまい父から託された紅の神像(七体存在する超兵器)を使い長い旅が始まる……と言った感じで、目的は最初は妹を捜すことでしたが、徐々に戦争、神像に関わる状況に巻き込まれ、最終的には副大統領にまで出世することになると言う物語です。

登場する兵器はガンドライバー、ディガーター、神像と大まかに三種類登場しますが、基本的に古代文明の遺産でしかなく、現代人が製造していると言うわけではありません。そのため、機体数も限られていて、粗悪品のガンドライバーではオリジナル機であるディガーターや、チート級の神像の相手にはなりません。
そんなチート機体を託されたモノの奪われちゃったりして大変なことになったりしたりするのですが、ディックは親が昔使っていたウィドー・メーカー(未亡人製造器)に乗り換えて大暴れと言う最初に強い機体を手に入れると弱体化フラグをちゃんと回収していますね。

ガンアクションモノとしてもかなり楽しいのですが、戦争に関わる辺りでは単純な戦闘技術だけではなくトラップ等知恵を生かした戦術を駆使したり面白いです。

架空のアメリカが舞台ですが現実の歴史等ともリンクしているのか、登場人物たちも有名どころが揃っていますね。

終盤判明する世界の多少無茶な設定等もありましたが、せた先生の絵に迫力がありノリ良く楽しめる作品でした。



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