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ガールズ・ゴー・アラウンド 2巻 レビュー

ガールズ・ゴー・アラウンド 2巻 ガールズ・ゴー・アラウンド 2巻 千田 衛人 (著)
(ガンガンコミックスJOKER)

救いなんて無かった


京輔の死により再び始まった三年間、今回はSF研究会へ入会したり、クラスメイトのSF大好き娘大塚とも仲良くなってこの三年間後悔無く過ごすことができました。

幼馴染のちひろは京輔の三年間、後悔無く過ごせたことに安堵します。なにしろこの三年を繰り返させたのは京輔の死を観測したちひろだったから。

これでループすること無く卒業を迎えられる筈でしたが、京輔が屋上から飛び降りない代わりにちひろが屋上から転落して死んでしまいました。

そして、ちひろを助けたら今度は朋花が……。

朋花を助けたら委員長が、委員長を助ければ泉そして大塚と、卒業式の日同じ時間に必ず誰かが死ぬ事が確定してしまっているようです。

誰も死なせずこのループを抜け出す方法はただ一つ、自分が死ぬ事でした。

しかし、京輔の死はちひろの後悔により再び三年前の4月22日へ戻ります。

もう、どうやっても何をしても確定した未来は変えられない、バタフライエフェクト怖いです。

そして始まる三年間、京輔も死亡した時点で記憶を失っている為無限に続く三年間を永遠に続けることにと言う【どうあがいても絶望】ENDでした。

あぁ……これで最終巻だなんて、なんとかして確定した未来を変えてほしいですね。



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