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氷菓 5巻 レビュー

氷菓 5巻 氷菓 5巻
タスクオーナ (漫画) 米澤 穂信 (原作)
(カドカワコミックスAエース)

苦手の割に両手使えてるし

今回で愚者のエンドロール編完結となります。

未完の映画の謎を推理することになるのですが、如何せん入須先輩の本当の目的を見抜けなかった奉太郎は見事に映画の謎を作り上げてしまいました。

映画のカメラ役も役者の一人として計算する方法なんですが、本来の脚本にはおそらくそんな設定は無かったのでしょう。
そもそも殺人事件にするつもりも無かったのですが、部員が暴走して死体を作ってしまったことから今回の推理ゲームが始まった訳です。

入須に評価されてちょっと喜んでいる奉太郎が可哀想ですが、その裏には奉太郎の姉の存在がありました。どう考えても黒幕です。

色々裏で繋がっている姉ですが、何時か奉太郎が勝てる日が来るのか?

原作でもそんな展開はまったくありませんが、完結までになんとか頑張って欲しいものです。



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