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アイシールド21 レビュー

アイシールド21
アイシールド21

村田 雄介 (著) 稲垣 理一郎 (原著)
(ジャンプコミックス)

世界編のアメリカ以外の扱いがあんまりだ


週刊少年ジャンプで連載されたアメリカンフットボールを題材としたスポーツ作品です。

アニメ化もされた長期連載作品となっていてアメフトを世に広めた作品の一つとも言えるでしょう。
まあ、その競技の特長からあまり日本では競技人口が少ないのも事実ではありますが、ルールを知らなかった人でもちゃんと楽しめるように解説もくどくない程度に描かれてますね。

物語は割とよくあるタイプのスポ魂とはちょっと違って、主人公のセナが所属する泥門デビルバッツは初期の段階では正式部員がまったく足りていない弱小チームであり、まともに強豪チームと戦ったら勝ち目はまったくありません。
ですので奇策メインの戦術をどんどん使って実力的には格上の相手とも互角に渡り合っていきます。

しかし、普通のジャンプ的なスポ魂とは違うのはちゃんと最初の頃は各上相手には負けている事ですね。
そうそう都合良く奇跡が連発しての勝利はないあたりが読んでいても面白かったです。最後の方は、ちょっと蛇足(世界編)な感じもありましたね。

ちょっと端折りすぎでしたし、本編は関東決勝までが一番盛り上がったかと思います。

もしくはホワイトナイツ戦の進との勝負が山場だったのかもしれませんけどね。



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