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レベルＥ（下） レビュー

レベルＥ　（下）
冨樫 義博 (著)
(集英社文庫)

キメラアントにしか見えない

レベルＥ文庫版下巻、カラーレンジャー編後編、異種喰いマクバク族来襲編、高校野球地区予選編、人魚姫編、バカ王子結婚編、エピローグのハネムーン編が収録されています。

カラーレンジャー編は、カラーレンジャーにされてしまった小学生五人がリアルＲＰＧに巻き込まれてしまいましたが、これＤＱと思ったらディスガイアだったと言う無理ゲーでしたね。

全員のレベルが３５〜７０しかないのに最初に出会ったボスがレベル１３００とか、本来戦闘にならない筈であるとは言っても普通に倒せるくらいになるのにどれだけ掛かるのかリアルでレベル上げとかやりたくないですね。

Ｈ×Ｈのグリードアイランド編もそうでしたが、リアルは怖すぎる。

マクバグ族が結婚相手を捜しにやってくる話はクラフトよく頑張ったと言いたいですね。
婿に選ばれた種族は数世代以内に必ず滅亡するウィルスを持った種族で、うっかり地球人が選ばれたら困るとクラフトがあること無いこと言ってごまかそうとしてくれます。

でも、これって下手するとマクバク族が地球人狙っている事がディスクン星人とかエラル星人の地球人大好きな戦闘民族に見つかったら大戦争になるところだったんじゃないかと思います。
高校野球地区予選編からも野球好きなのがよく分かりますし、危ないところでした。

ラストのハネムーン編は一気に１０年後の話になってしまっていますが、この途中の話とかも読みたかったです。
雪隆は野球選手になれたのかなぁ……。




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