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ひきこもり探偵おにいちゃんとマコ レビュー

ひきこもり探偵おにいちゃんとマコ ひきこもり探偵おにいちゃんとマコ
石田 敦子 (著)
(バーズコミックス)


え、別にその為に引きこもったんじゃ……


物語はヒキコモリになってしまった兄が、小学生の妹マコが巻き込まれた盗難未遂事件を部屋から出ずにその知識とネットを駆使して解決するのですが、落ち込む妹を励ますためにお兄ちゃんは安楽椅子探偵(アームチェア・デクティブ)だと言ってしまったことにより『お兄ちゃんは探偵になるために、ひきこもったんだね』とヒドイ誤解を受けてしまいます。

そして、その後もマコは様々な事件をお兄ちゃんの元へ持ってくる事になり、お兄ちゃんも言ってしまった手前その事件を解決することになると言うお話ですね。

なんだか部屋の中にひきこもりながら事件を解決することを強制されているような気もしますけれど……マコが『ひきこもってなきゃダメッ!』って言うのは本気じゃないよね?
さすがのお兄ちゃんもこれには焦ってましたが、これは面白い。

安楽椅子探偵キャラと言えばデスノートのLなんかは結構アグレッシブでしたが、あちらも本来はこういうスタイルなのかななんて思ってました。 でも、これ結構しんどいだろうなぁと思えます。

何しろ情報の質がマコ経由の情報になってしまうためどうしても精度が落ちますからねる。

しかし、このお兄ちゃん普通にカッコイイと思います。髪こそ伸びきってますが、引きこもる前の整った感じよりワイルドで良い感じです。

部屋はわざとらしいくらに汚いのに……探偵になるにはやはり見た目も重要なのかもしれませんね。




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