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惑星のさみだれ レビュー

惑星のさみだれ 惑星のさみだれ
水上 悟志 (著)
(ヤングキングコミックス)


ラスト本気で泣いた


惑星のさみだれは水上 悟志先生の長編作品です。

物語は主人公である雨宮 夕日が喋るトカゲと出会い世界を破滅から救うための騎士として選ばれてしまいます。

見返りとして願い事が一つだけかなえる事が出来るのですが、命懸けで世界の敵アニムスと戦うことになってしまい、アニムスに対抗することができる能力を持つ守るべき姫、朝日奈 さみだれの従者としてその世界を破壊すると言う野望に手を貸すことに……。

そして、仲間の騎士たちとアニムスが作り出す泥人形と戦ったり、喧嘩したり、飯喰ったりと言うある意味青春作品です。

この作品、基本的に日常パートではコメディだったりギャグだったりするのですが、戦闘パートは命懸けでどんどん仲間が亡くなっていくなどかなりシリアスなシーンが多いです。

戦闘パートはそれぞれが契約したアニマから手に入れた超能力で対抗する派手なバトルシーンがカッコイイですね。

基本的に敵の方が強めで、一体倒すごとに泥人形は強化されていきます。

それに対抗するため夕日たち騎士も修行したりしていくのですが、基本的にいきなりパワーアップしたりする展開ではなくどちらかというと技術力や応用力で対抗するといった感じですね。

数ある戦闘シーンでも日下部 太郎の追悼戦でみんなが喪服で戦ってみんなで無く所は泣けます。
世界を破壊すると言う野望を持つ、さみだれや夕日ですら泣いていましたからね。

全十巻となんですがかなり綺麗に終わった印象がありますね。ラストの十年後のお話は色々みんなの成長や変化がみられて感動モノでした。

この作品はホントにお薦めできる作品ですよ。




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