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戦国妖狐 1 レビュー

戦国妖狐 1 戦国妖狐 1
水上 悟志 (著)
(BLADE COMICS)

城から腕……あいかわずの水上センスですね


戦国妖狐第一巻。

戦国妖狐は戦国時代風妖怪ファンタジーと言った感じの作品となっています。
タイトルには戦国と着いていますが武将同士の戦とか、軍師による知略戦とか、下克上によって成り上がるとか、そう言った要素は全くありません。

妖怪(闇)とか霊力を駆使する僧侶たちのバトルがメインとなっていて、戦国要素は出ませんのでそっちを期待しない方がいいです(作者も諸注意としてそう書いてますし)

この作品は完全にタイトル買いだったのですが、作者が水上 悟志先生と言うこともあってこうなることは予想の範囲内でしたね。

他の作品でもこんな感じですし……。

今作は基本的に主人公の迅火がかなり強い設定となっていて、暴れまくってます。もちろん、妖狐のたまから力を借りているので通常時は普通に強い程度と言う設定ですけどね。

それに比較されるのが二人に着いていくことになる田舎から出て来て武者修行の旅をしている真介です。真介は、はっきり言って弱いです。経験不足も鍛錬不足もありますけどね。

人間嫌いの仙道である迅火、妖狐のたま、そして人間の真介の三人がメインキャラの様ですが、一巻では妖怪(闇)を倒すための僧兵の集団断妖衆によって改造されてしまった村娘の灼岩も加わってます。

一巻は断怪衆と戦うことになるまでのプロローグ的な内容となっていて、ラストのシーンから旅が始まる見たいな展開になっています。

バトルがド派手なのが水上先生の作品らしい所なのでその辺りも見所ですね。



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