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サマーウォーズ １巻 レビュー

サマーウォーズ １巻
杉基　イクラ (著) 細田 守(原作)
(角川コミックス・エース )

今時その目線は無い
（と言うか容疑者の段階で未成年の顔写真使っちゃダメ）

映画サマーウォーズのコミカライズ版となります。

物語は現代ながらインターネット上のＯＺ（オズ、ガンダムＷでは無い）と呼ばれる仮想世界に管理された世界を舞台に、数学オリンピックに出場することを惜しくも逃した物理部の小磯健二が学校の先輩で憧れの篠原夏希に夏休みのバイトに誘われた事から始まります。

夏希から曽祖母の陣内栄の誕生日を祝う手伝いをすると誘われたら婚約者の振りをしてくれと言われてしまい大あわての健二でしたが、夜中に送られてきた謎の暗号を解いてしまったことからＯＺのセキュリティが破られ世界が大混乱となってしまいます。

そして一晩にして世界レベルの大犯罪者に仕立て上げられてしまうと言う感じの導入ですね。

自身のアカウントを乗っ取られた健二は真犯人を捜そうとしますが、謎の犯人によっていきなり大ピンチに陥ってます。

仮想世界でのバトルが現実にも大きな影響を与えると言うなんだか現代社会を反映したような作品なんですが、映画は正直すごく面白かっただけに本作も期待していました。

本作の漫画を担当する細木 イクラ先生の絵柄はサマーウォーズにぴったりでちょこちょこ入るオリジナルシーンもよかったです。

映画を見た人でもおすすめできる名作ですね。



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