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ムダヅモ無き改革 1 レビュー

ムダヅモ無き改革
大和田 秀樹 (著)
(近代麻雀コミックス)

こんな国家首脳陣怖いよ

麻雀漫画なのにあまりに熱すぎるノリのギャグがとどまることなく連発されるのがこの作品の特長と言えるでしょう。

はっきり言って麻雀の内容自体はイカサマ上等なので、ルールを全く分からなくても十分楽しめる内容になっています。

そしてなによりこの作品がすごいと言えるのは世界各国の首脳たちが登場人物となっていて、主人公の小泉ジュンイチローを始めチルドレンの杉村タイゾー等、ほぼ実名な所が色々な意味でヤバイです。

第一巻ではアメリカ、北朝鮮、ロシアと対決することになりますが、プーチン大統領（登場時）はリアルでも強面なのでこれは怖いです。

北朝鮮戦の金将軍はおそらく対戦相手最低キャラになっています。アメリカ空母ニミッツ甲板にて麻雀をすることになるのですが、暗殺者を紛れ込ませるとか事前に小泉ジュンイチローを狙撃するとかやることがせこい（アメリカもそうとうだけど）
麻生さんのカウンタースナイプによって狙撃手は斃されますが、それ以前にアメリカはパパブッシュと子ブッシュ（大統領）がいるのにあっさり暗殺者入れちゃだめだろ。

しかもテポドン迎撃に直接艦上機でのＦＯＸ４とか、戦闘機が体当たり出来る高度ならイージス艦で迎撃しろよ……。

ホント小泉さん超人すぎです。



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