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僕は友達が少ない 1 レビュー

僕は友達が少ない 1 僕は友達が少ない
平坂 読 (著), ブリキ (イラスト)
(MF文庫J)

その発想はなかった


僕は友達が少ないは日英ハーフながらくすんだ金髪の為に不良のレッテルを貼られてしまい、転校から一ヶ月経っても友達が出来なかった主人公の羽瀬川 小鷹がうっかりクラスメイトの三日月 夜空が【エア友】と話している姿を目撃してしまったことにより、友達作りの為の部活隣人部に入部させられてしまうと言うお話です。

隣人部を作った目的は友達作りの為だったのですが、どんどん残念な人たちが集まる奇人変人の部活となってしまいます。

一巻では学園長の娘である柏崎 星奈と後輩の美少女にしか見えない美少年楠 幸村の二人が入部します。

まあ、プロローグ部分に残りのメンバーもちょっと登場していますが、そちらは二巻以降に正式入部するので置いておくとして、一巻では夜空と星奈が和気藹々と対立していたりしますね。

友達作りならと携帯ゲーム機のモンスター狩人なるゲームをプレイすることになるのですが、プレイヤーをハントするゲームと化してしまいまったくヒドイありさまです。

ゲームは一人でプレイするモノと、パーティーゲーム全否定していますから……。

さらにギャルゲーときめいてメモリーデイズ7なるゲームではあきらなかなネタ選択肢を選び続けバッドエンドになってますが、これはヒドイ……。
ギャルゲーではなく最早人生ゲーム的なバッドエンドになってますよこれ。

それ以前にアドベンチャーゲームを複数人でプレイするなんて、リア充でも中々ないだろうに……(ホラーゲームなら複数人でプレイしたことはあるけど、怖かった)

もう一人の新部員の幸村は完全に小鷹の子分と化しているようで、友達どうのはどうでも良くなってるようにも思えます。

そんなお話でしたが、ちゃんとラストに小鷹と夜空の伏線がありますけれど、はい、どうみてもフラグですね。わかります。



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