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デュアン・サークII(15)
永遠の約束、それぞれの旅立ち(下) レビュー

デュアン・サークII(15) 永遠の約束、それぞれの旅立ち(下)
デュアン・サークII(15) 永遠の約束、それぞれの旅立ち(下)
深沢 美潮 (著) 戸部 淑 (イラスト)
(電撃文庫)



大団円!


15年続いてきたデュアン・サークシリーズも遂に最終巻となりました。

無限とも思える魔物の群れの中にバジリスクを伴ってテレポートしたデュアンは、バジリスクの石化の能力を使って魔物を一掃しますが更に魔物が出現しただ一人魔物のど真ん中に取り残されてしまいました。

しかし、そこにはクレイ・ジュダを初め多数の援軍が駆けつけていて、間一髪救援が間に合いました。そしてデュアンはルルフェに取り憑いた闇魔との決着の為最終決戦に向かうことに……。

今回は本当にデュアン・サークシリーズ最後の闘いとなっていて、今まで出会った人たちが次々に結集してデュアンをなんとしても闇魔の元へ進ませようとするのは感動ものですね。

そしてクレイ・ジュダすら重傷を負って倒れてしまいましたが、彼の持つ闇魔に対抗する唯一の武器であるシドの剣を託され闇魔とデュアンの最終対決が始まりました。

闇魔も一応は打ち倒せ(決して滅びることはない)永遠に続くかと思われた夜が明け、大団円と言ったところでしょうかね。

闇魔から解放された後も意識不明だったルルフェは、あの火竜の鱗を煎じた薬によって回復しましたからね。

……うん、ラストはなんと言うか、予想通りと言うか、納得いく形で終わりましたが、こればっかりはご自分でお確かめくださいね。

15年もの間、とてもワクワクするような冒険譚を楽しめたのは本当に良かったと思えます。
ファンタジー作品が好きなら絶対に読んで後悔はすることはありませんので、まだ読んだことが無い方は是非どうぞ。



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