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デュアン・サーク〈3〉双頭の魔術師(上)  レビュー

デュアン・サーク〈3〉双頭の魔術師(上)
深沢 美潮 (著)
(電撃文庫)
深沢 美潮先生のデュアン・サークシリーズ三作目です。


デュアルコアの魔術師


魔女の森でのクエストを終えたデュアンとオルバは新たなクエストを求めて港町コーベニアへたどり着きます。

アニエスから報酬としてもらった宝石を売り、デュアンのアーマーとショートソードを購入して特訓するのですが、やっぱりフォーチュンの時代と、デュアンの時代では貨幣価値が10倍くらい差があるみたいですね。フォーチュンの時代で二万ゴールドではまともなアーマーが買えるわけもありませんから(と言うか、世界共通通貨なんでしょうかね、大陸違ってもお金が使えるようですから)

今回のゲストキャラは慎重2メートル、金目、銀目と呼ばれる双頭の魔術師グリとグラです。二つの頭に一つの身体しか持たない彼らですが、魔術師としても一流の上、体術も使える実力者です。

どうやらデュアン、オルバと同じレッドドラゴンのお宝探しのクエストへ向かうようですね。

レッドドラゴンが住むルカ島までの船旅となりますが、途中モンスターに襲撃されてしまいますが、オルバが食中毒により戦闘不能、双頭の魔術師と協力しての戦闘でついにレベル3にアップします。

この時代は基本的に敵を倒すくらいしか経験値が溜まらないので、とにかく戦うしか方法がないんですよね。

海の主のラウドネス・ジェーンもデュアンの機転により撃退に成功します。

そしてルカ島へたどり着くのを待つばかりと思ったその時、双頭の魔術師の銀目から相談を持ちかけられるところまでとなっています。

アニエスとは違った本物の実力を持った魔術師の登場となり、デュアンにとってもいい経験となるクエストですね。



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