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デュアン・サーク〈5〉銀ねず城の黒騎士団(上)  レビュー

デュアン・サーク〈5〉銀ねず城の黒騎士団(上)
深沢 美潮 (著)
(電撃文庫)
深沢 美潮先生のデュアン・サークシリーズ五作目です。


カリスマファイター、クレイ・ジュダ参上


レッドドラゴンのクエストをクリアした後、アニエスの頼みを聞いてオルランド王国へ向かったデュアンとオルバでしたが、突然宿屋に現れたオルランド王国の黒騎士団によって逮捕されてしまいました。

と言うことで、今回は小国の王宮で起きる陰謀をなんとかしようというクエスト(?)となります。

そして今回から重要人物としてクレイ・ジュダ、ランド・ブーツの二人が登場することになります。
もちろん彼らはフォーチュン・クエストのクレイとトラップの曾祖父です。

今のデュアンにとってクレイは雲の上の存在ぐらいの実力の差はあるものの、人を引きつけるカリスマ性では負けてはいないのではないかと思います。後の聖騎士と勇者ですからね。

まあ、すでにシドの剣を持っていて魔法まで使えるクレイとでは比較するのも可哀想ですけどね。

まだ顔見せ程度の登場となりますが、クレイ・ジュダと相棒のシーフ、ランドはこのクエストからデュアン達と大きく関わることになる二人組です。

登場人物もかなり多くなってきていますね。オルランド王エヴスリン王と対立するシュナイダー、アニエスの友人で重要な情報を見つけたチャールズ王子とか、老体ながらバトルアックスをぶんまわす前王のリーズベック、そして覆面を付けたまま捕まっていたカルロスと名乗るシュナイダーそっくりな男……。 更に謎の赤騎士達が現れまさに戦争状態と言うところで後編に続きます。
デュアン達の出番がほとんどない……。


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