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デュアン・サーク〈8〉氷雪のオパール(下)  レビュー

デュアン・サーク〈8〉氷雪のオパール(下)
深沢 美潮 (著)
(電撃文庫)
深沢 美潮先生のデュアン・サークシリーズ八作目です。


デュアン覚醒!?


氷雪のオパール後編となる今作は、第一部の最終巻でもあり一段落する話になっています。

前回に続いての二本立てとなっていて、デュアン側はようやく予言者氷雪のオパールと対面することが出来、オパールから予言を授けてもらうことができると言う話です。

アニエスも予言を授けて貰い、今後の冒険者人生に大きく影響を与えることになりますね。

さらにとても低レベルとは思えない(知恵を使った)戦い方をみせるデュアンですが、どうにも不安が残る気がします。慢心すると破滅が待っていると予言されているのに……。

その後、デュアンたちは再び銀ねず城へ戻ることになったのですが、そのころオルバたちはアサッシンギルドへ向かっていました。

しかし、ギルドはすでアサッシン殺し【ブラッディ・ロウ】の襲撃を受けていて壊滅状態、ランドとオルバはブラッディ・ロウと対峙することになるのですが、歴戦の猛者であるオルバですら押される程の実力者で精神的にもかなりヤバ目です。

今回は今までとはまったく違うベクトルでキツイバトルが展開されていますが、ただ戦って勝つだけの単純なモノでないのがいいですよね。
戦いの後、再びアニエスとオルバ、三人でパーティを組むことになったデュアンがこれから勇者と呼ばれる存在になるまでが楽しみです。


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