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新フォーチュン・クエスト外伝 ３
パステル、初めてのクエスト?　レビュー

新フォーチュン・クエスト外伝〈3〉パステル、初めてのクエスト?
深沢 美潮 (著)
(電撃文庫)
深沢 美潮先生のフォーチュン・クエストシリーズの外伝となる作品です。

パステル初クエスト

外伝の三巻目ですが、レーベルが角川スニーカー文庫から電撃文庫へと移行したため、この三巻だけは旧版はありません。

二巻で念願の冒険者となったパステルが初めてクエストへ挑戦するというお話です。

まだ全員レベル１の初心者パーティーと言う不安要素ありまくりのメンバーでのクエストです、なにしろパステルは方向音痴のマッパー兼詩人、ルーミィはまだ魔法もまともに使えない魔法使い、クレイは言うまでもなく不幸な上にやさしすぎるファイター、ギャンブル大好きなトラップに、記憶喪失のキットンとエベリンの周辺のモンスターに出くわしたら危険すぎますね（バジリスクに出会ったら即全滅でしょう）

今回のクエストは初心者向けと意気込んでクエストに向かうモノの、性悪な罠に怪光線を放つ大量のモンスターと予想以上の難易度で結局クエストには失敗。

近くの村、シルバーリーブへ何とかたどり着くことになります。

その後、エベリンへは戻らずシルバーリーブを拠点にした方がイイと進められ、あらたなクエストを受けることになり、自然のダンジョンへ出発、しかしスライム相手に苦戦してしまう始末。そこへ現れたのが巨人族のノルですね、出番はほんのちょっとですけどそれもノルらしいです。

このクエストがパステル達にとって初めて成功したクエストとなるんですよね。
一応シロちゃんを除くメンバーがこれでそろったことになりますね、ノルがそのままパステル達と一緒に行動することに何故なるのかはまだよくわかりませんが、頼りになる存在ですね。




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