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ガンパレード・マーチ 九州奪還 5 レビュー

ガンパレード・マーチ 九州奪還 5
ガンパレード・マーチ 九州奪還 5

著 榊 涼介 (著)
(電撃文庫)
『ガンパレード・マーチ 九州奪還 5』は、オリジナルストーリーの九州奪還の五作目です。


萌りん(ヤンデレ発動)


野間集落を舞台に、西王・南王を倒すため手を組んだカーミラと芝村支隊。
圧倒的物量を持つ敵相手に対し自衛軍側はこの戦いを表立ったモノにしたくないが為、5121小隊を始めとする芝村支隊を中心とした部隊のみの編成となってしまいます。

植村中隊、石丸中隊、紅陵女子α小隊、藤代小隊等々……小規模な部隊のみですね。

その他にカーミラに従うハンス等護衛達に、青スキュラ等のカーミラ側に付いた幻獣。そして野間集落に集まった劉中尉などの元敗残兵達。

精鋭達が集まっている為、決して王達に劣っては居ないモノの、被害がいくらでようとも問題としない戦略に徐々にじり貧に陥っていきます。

しかも、新種の寄生幻獣ゾンビ兵の登場や知性体の存在により大規模な敗北にはならないモノの少しずつ被害は増大。
ここで石津が暴走してカーミラを危うく殺害しようとしたり、知性体を探すためのアンテナ(テレパス)も使用できなくなってしまったりとかなり危険な状態になったのですが、幸か不幸か、暴走したおかげで知性体を発見、一騎打ちで相打ちに近い状態ながら知性体をしとめることに成功します。

とは言え、王を撃破しないことには仕方がない上、部隊も限界状態になってしまいます。

最後は嘘の降伏宣言をして三番機に積み込んだ高性能爆薬もろとも南王を爆破すると言うトンデモ作戦を決行し、見事倒す事に成功し作戦は終了。

その後、日本国首相とカーミラ、野間道夫の間で九州を分割、これで日本南部の戦争は事実上の終戦となりました。

勿論、大陸、北方には別の王に率いられた幻獣が居るので戦争そのものが終了したワケではありませんが、5121小隊としては一旦終了と言ったところでしょうか。

しかし、しのぶ首相が有能すぎる……(リアルにこれだけの決断ができる首相がいたらなぁ……)




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