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ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 レビュー

ガンパレード・マーチ 逆襲の刻
ガンパレード・マーチ逆襲の刻

著 榊 涼介 (著)
(電撃文庫)

茜大先生肉食えよ


ようやく戦争も終わりなんとか国家破綻の危機を脱した日本でしたが、九州戦線をカーミラと三千年条約による和平が結ばれたことが気に入らない軍関係の人間が居るらしくクーデターへと発展してしまう、5121小隊としては初の人間同士の戦争です。

と、言っても今回も裏にはアリウスと名乗るカーミラの兄が暗躍していたりするのですが、首相を捕らえられてしまったり、首都中に軍が展開するなど最悪の事態に発展しつつある中、5121小隊のメンバーたちや、九州戦線で戦ってきたベテランたちが全面戦争にならないように反乱軍を説得したりします。

ここで口先だけなら5121トップクラスの天才半ズボンこと、茜大介が警察を味方に付けたり反乱軍の戦意を喪失させています。士官候補生たちもまとめ役の山川 道久を始めヘタな後方部隊より優秀なんじゃないですかね? 茜のノリに慣れてきた事もあるでしょうが。

メインバトルとなるのは、アリウスに操られた薄茶の栄光号との戦闘ですね。

相手の考えが読めるため滝川、壬生屋を圧倒しましたが、速水の奇策には対応仕切れなかったのか最後は壬生屋に串刺しにされてしまいました。

かなり自衛軍に損害を与えることになったクーデター事件でしたが、誘導したアリウスは結局捕まらず新たな戦いの始まりを予感させるラストで締めくくられていますね。

次は青森ですか、と言うことは第108警護師団ことペンギン小隊が登場するかも……。
ハードボイルドペンギン、イカス!




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