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ガンパレード・マーチ 2K 未来へ 2 レビュー
ガンパレード・マーチ 2K 未来へ 2
榊 涼介 (著)
(電撃文庫)
予想してた最悪の事実
熊本へと再びやってきた5121小隊は熊本戦で散った学兵たちの遺体回収を進めてきましたが、同時期に野間集落でも謎の不審船に攻撃されたとの情報が飛び交ったり、幻獣の部隊が確認されたりと穏やかではないです。
そんな中、ののみが戦いたくない幻獣の本心を聞き出そうと無茶します。いくら狙撃主が構えているからと言ってもゴブリンの前に生身で出るなど死にに行くようなものですよね(ここのののみは絶技とか使えませんし)
さらに、そんな幻獣たちと暮らしている共生派の集団。その実態が遂に判明しました。
あ、これは予想していたけれど、考えたくは無かった事実です。
まさかの政府にも仲間にも見捨てられ取り残されて、共生派にならなければ殺されていた学兵たちでした。
二年も間放置されていたのに、今更帰ってきた軍隊なんて信用できなのは当然ですね。しかも共生派は銃殺かラボ送り確定なのは学兵ならだれでも知ってますし。
正直この決着方はどう考えてもいい解決法がなさそうです。下手に味方すればみんな共生派扱いされかねないし、今更生き残っていた学兵が居たなんて政府としては絶対に知られてはいけない事実です。
ただ、この事実は政府上層部は知っていて5121小隊を送り込んだんじゃないかとも思えます。他の部隊だと銃殺しないわけにはいかないでしょうから。
舞の決断がどうなるのか気になりますね。
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