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ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 白銀の晶姫編 レビュー

ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 外伝 弐 黒神の大祭典編 ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈外伝4〉白銀の晶姫編
柳内 たくみ(著)
(アルファポリス)

とんでもないところに門が開いちゃったし


ゲート 自衛隊彼の地にて斯く戦えり最終巻です。

元の世界への門建造計画と、それを妨害する敵との間で困惑するレレイが可愛い最終巻となります。

補給も無く、兵器のパーツすら手に入らなくなった自衛隊は石油精製施設を建造しようとしますが、何者かの妨害で破壊されてしまいます。

更に、イタリカの政変、帝国内部の工作、伊丹の為に門をなんとしても再建しようとしているレレイに対しても間接的な嫌がらせが襲いかかるお約束の展開です。

真っ向から敵がむかってくるわけではないので自衛隊が動くことが出来ず、それどころか内部に不満がたまって大変なことになってます。

そう言った謀略がメインなので戦闘は殆ど無いのが残念ですが、自衛隊らしいと言えばらしいですね。

ラストはすでに本編で語られていたとおりになりましたが、まさかの理紗との再開です。
同人誌を目的としていたようですが、もしかしたら理沙の事も思い浮かんじゃったんじゃないかと思ったりします。
特地との時間差がありましたが、なんとか門が繋がりました。でもここからある意味第二部になるんじゃないかなと思います。

政変も起きてますし、中国が勢力を伸ばしてます。これは第三次世界大戦あるかも……。

(追記)

2015年時点ですが、正直この作品の内容結構時事的にやばそうです。

日本人拉致被害者とかどうするんでしょうかね。
ヘタするとBPO辺りに連絡言って放送中止とかもありえそうです。

逆に言えば今後の日本にとっては必要な事が描かれているとも言えますが……。
放送が待ち遠しいですね。



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