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ひぐらしのなく頃に 解 第2話 罪滅し編 上　レビュー

ひぐらしのなく頃に 解 第1話 罪滅し編 上
竜騎士07 (著)
(講談社BOX)

に、二色刷って、血、血が飛び散ってるよ！？

ひぐらしのなく頃に解、罪滅し編上巻です。

世界初（？）二色印刷を使った【祟りシステム】を導入した解答編第二話、今回のメインは、圭一視点とレナ視点に分かれていますが、レナ視点は文字が徐々に赤く変わっていくのが怖ぇええ……。

罪滅し編は二人の視点で進みますが圭一が今回は今までに比べて成長している（記憶の継承？）点が今までと大きく違うワケですが、上巻はリナ殺害に付いて圭一たちに語る回想シーンがメインとなっています。

村での生活を楽しんでいる圭一視点と違い、レナ視点では徐々に陰鬱な感じになっていっています。
家庭で起きている問題を誰にも話せずため込んだ結果リナと鉄平を殺害してしまうわけですが、確か梨花ちゃんにしてみると少なくても二回目の筈ですから回避方法くらい分かってたんじゃないかと思いますよね。
少なくてもレナの異変に気がつくくらいは羽生は年中ストーキングしているんですから、色々情報を集めてくれれば事件解決も容易なのにね。

梨花ちゃんの台詞からするとすでに殺人事件が発生していることは気がついていて、圭一たちを近づけさせないように誘導しようとしたようにも思えますけど、それほど強固にこだわらない辺りあきらめモードに入っていたかもしれないですね。

それはともかく今回は二色刷効果がすごく良かったですね。
鉄平を叩き割っている辺りはもちろんのこと、文字がずれているシーンは雛見沢症候群発症していることを表しているのか、おぉ怖い怖い。



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