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ひぐらしのなく頃に解 第3話 皆殺し編 上　レビュー

ひぐらしのなく頃に解 第3話 皆殺し編 上
竜騎士07 (著)
(講談社BOX)

１００秒……？　レナさん早すぎです

ひぐらしのなく頃に解、皆殺し編上巻です。

今回は最初から今まで隠されてきた情報がどんどん出てきます。まず、梨花ちゃんが死亡するたびにループしていると言うこと（ただし、戻れる時間はすでに二週間程度まで弱まっている）に、惨劇が起こるフラグとなっている三つのルールＸＹＺ。
そして、新キャラクターであり、謎とされてきたオヤシロ様の正体である羽生。甘いモノとストーキングが大好きな困ったちゃん。

これで、今まで梨花ちゃんの意味深な台詞が実は過去のループでの情報によるものだったことが判明します。

他にもかなり重要な情報が出てきますが、上巻ではすでに罪滅し編で三つのルールの内の一つルールＸをクリアしているので残るＹＺをクリアすることが重要となります。

しかし、梨花ちゃんの１００年にも及ぶのループの中でもレアイベントである鉄平の帰還イベントが発生してしまいます（リナが死亡したため）

このイベントが発生すると沙都子が連れ去られてしまい、誰かが鉄平を殺害してしまうケースに発展するので梨花ちゃん早々にあきらめモードですが、すでにルールＸ【疑心暗鬼】はクリア済みなので詩音が案の上暴走仕掛けましたが圭一とレナによって回避されました。

ちなみにこの時詩音は１５００秒で鉄平を殺害して沙都子を救うと言っていますが、レナは１００秒掛けないとか、ちょっ……教室から１分４０秒で？
ひぐらしモードのレナなら出来そうで怖い。

結局児童相談所へ相談へ行くと言うことに落ち着きますが、昭和５８年だと条例あってもあまり期待できそうにないなぁ……。
まあ、今回は今までとは違って現れる旅に状況が悪化させる人だった大石刑事がアドバイスをくれるなど大分状況が変わっていますし、なにより圭一が燃えまくっています。

羽生のループ能力の限界が近い状況ながら梨花ちゃんが諦めきれないのはこういった奇跡が起こるかもしれないからなんでしょうね。



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