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ひぐらしのなく頃に 第3話 祟殺し編 上 レビュー

ひぐらしのなく頃に 第3話 祟殺し編 上
ひぐらしのなく頃に 第3話 祟殺し編 上
竜騎士07 (著)
(講談社BOX)

ダム計画はリアルタイムで大問題だ


ひぐらしのなく頃に、祟殺し編上巻です。

圭一視点の北条 沙都子メインストーリーとなる祟殺し編の上巻ですが、鬼隠し編と綿流し編に比べると後半(大石刑事の来校)が早い様に思えましたね。

昔ダム建設に反対するため村が一致団結しようとした時、両親がダム誘致派だったことを理由にヒドイ扱いを受けてきた沙都子は今でも扱いはひじょうに悪く。両親はすでに死亡、兄は行方不明となっている状況は普通に考えれば問題過ぎますよ。

梨花と一緒にくらしているとは言え、梨花自身両親は亡くなっているため村長が預かっていることになっています。実際には村長宅にいるわけではなく沙都子との二人暮らしなんですが、これってどう考えても問題ですが知っていてもみんなそのことを何も言わない方が不味いと思います。

村の人間はヘタに同情できないのはわかりますが、警察はなんとかするべきでしょう。大石は完全に連続怪死事件解決の為にそのあたりを切り捨て(利用している?)情報を得ようとしているのがありありとしていてこの大石刑事は悪役にしか見えないですよね。

リアルでもこの手の問題は警察が介入しづらいのは分かりますが、この警察自体マスコミにたたかれそうです(昭和58年ではあまり気にしないのかもしれませんが?)

前半部の平和なシーンがより後半の悲惨さを増幅させていく話なんですよね。

しかも叔父の鉄平が帰宅して沙都子が連れて行かれてしまったことで梨花ちゃんがすでにあきらめモードに入ってます。
圭一も最後の方で暴走してしまってこれはもうダメフラグが立ってしまってますね。


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