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火魅子炎戦記〈1〉レビュー

火魅子炎戦記〈1〉
火魅子炎戦記〈1〉
舞阪 洸 (著)
(富士見ファンタジア文庫) ゲーム、コミック、アニメ等メディアミックス作品として展開されている火魅子伝の小説版です。


ラピュタみたいな感じ?


火魅子炎戦記の第一巻。

火魅子伝全十巻で一応国を復興させる事に成功しましたが、旧国都である耶牟原城が解放されなければ九谷が元の時代へ帰ることはできないと言うことになってしまいました。

耶牟原城は天目が反乱により新たな国を建国してしまったため前回同盟を結ぶ耶麻台国(耶麻台共和国)側がどうこうすることはできない状況になっていますし、狗根国側も新たな軍を送ってくる事が間違いない為結局の所九谷自身は特に変わらずと言った感じですね。

狗根国大王の娘である彩花紫王女が新たな敵として登場してきましたし、九谷、天目と三人の知将による対決が楽しみです。

今回は九谷、天目、彩花紫王女それぞれが次の戦いの為の準備を行うと言う感じなので戦争シーンは特にありませんが、ゲーム版の中盤最大の山場と言える琵琶島(枇杷島)がようやく登場しました。

魅壌(魅土)の立場はゲームとはうって変わって敵陣営と言うオリジナル展開となっていて小説版は先が本当に読めません。

それぞれ斥候を送ったり内政をしたりしているゲーム版にはないおもしろさと言える事が再確認できましたね。





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