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火魅子炎戦記〈6〉レビュー

火魅子炎戦記〈6〉
舞阪 洸 (著)
(富士見ファンタジア文庫) ゲーム、コミック、アニメ等メディアミックス作品として展開されている火魅子伝の小説版です。

九谷復活！

火魅子炎戦記の第六巻。

心が折れやる気を無くしてしまった九谷は一時的に兎華乃たちの所へ匿われることになりましたが、その間にも彩花紫王女率いる遠征軍が九洲へと攻め込んできました。

今の今まで琵琶島が空を飛べることを隠し続けてきた彩花紫王女の作にまんまと嵌められた両軍はあっさりと侵攻を許してしまいましたが、その奇襲作戦を目の当たりにした九谷のやる気が復活しました。

この時点で九谷と彩花紫王女がライバル意識を持ったと言えますが、まだ顔も知らぬ相手との知略戦争が遂に始まる……と言うことにはなりそうでなりませんでした。

なにしろここで藤那が離反してしまう事態に陥ります。

まったく忙しない国ですね。

困難であればあるほど燃えるタイプである九谷が復活した以上、何か作の一つや二つ思いついて貰わないと困りますと言うか面白くないですからね。

それにしてもこの国全然まとまらないなぁ……。



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