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火魅子伝〈4〉  レビュー

火魅子伝〈4〉
舞阪 洸 (著)
(富士見ファンタジア文庫) ゲーム、コミック、アニメ等メディアミックス作品として展開されている火魅子伝の小説版です。


多李敷『き、きたねえ、チートじゃねえか!!』


三巻からの続きで、九谷達と藤那達がそれぞれ当麻の街奪取作戦を行っています。

潜入作戦を行っていた藤那達は狗根国軍が居ないことをいいことにあっさり乗っ取りに成功しています。

その頃街の外では両軍が激戦を繰り広げていたのですが、どうにも狗根国軍が優勢であと一息で復興軍を瓦解できる寸前まで追いつめたのに……。

どう考えても反則な紅玉、香蘭、伊部の強襲により、あっという間に蹴散らしています。

まさに耶麻台無双な感じで、多李敷もあんな超人が三人も現れるなんて予想外所じゃなかったでしょうね。特に紅玉は天目達四天王にも匹敵するぐらいの強者ですから。

一応最初のヤマと言える戦が終わり、志野、珠洲の復讐、伊万里が操られたりしながらも続々火魅子候補が集結しています。

なんとか序章が終わったような感じですが、ここから本格的な戦いが始まりとなるなんて……九谷が現代に帰ることができるのはいったい何時になるやら。






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