comi cafe

火魅子伝〈6〉  レビュー

火魅子伝〈6〉
舞阪 洸 (著)
(富士見ファンタジア文庫) ゲーム、コミック、アニメ等メディアミックス作品として展開されている火魅子伝の小説版です。


船酔いはホントキツイ、まるで地獄だと思う


九谷達が採取してきた薬草によって伊万里が助かって良かった良かったと喜ぶまもなく、新たな軍勢が復興軍のいる当麻の街へ向かってくることになってしまいます。

復興軍が寄せ集めの千八百に対し狗根国軍は正規兵四千、前回と違い今回は復興軍の報が兵数で劣っています。
しかし、ここで勢いに乗る九谷が海上輸送による奇襲をしかけることを提案、しかも実数より兵数を多く見せ敵軍の分断を狙うと言います。

更に鴨が葱背負って来たかのように海人集団の長である重然が復興軍の様子を見に来ていて、織部の元仲間と言うことが判明、これで海上輸送力があっという間に二倍となり、九谷の作戦の実現性が急上昇。

なんだか、おもしろいように上手くいきすぎているような気もしますがこれはおそらく主人公補正効果によるものじゃないかとWWW

当麻の街側の籠城軍、美禰の街への奇襲軍共に数は少ないは仕方がないのですが、敵側に比べて一騎当千が多すぎます(まあ、一騎当千は言い過ぎでも数十倍程度ならどうとでもできそうなメンツが多すぎ)

これは狗根国側の筈の天目がワザと手加減しているからでもあるようですが、このまま一気に攻めあがれそうなノリノリな展開ですね。

そして、最後にすっかり忘れていた日魅子はたった一晩しか時を過ごしていないことが判明、このままだと九谷が浦島状態になっちゃいそうですね。





トップへ戻る





各種レビューです。


あなたは

目の訪問者です。


Copy Right comicafe Co.,Ltd. Since 2005