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火魅子伝〈7〉 レビュー
火魅子伝〈7〉舞阪 洸 (著)
(富士見ファンタジア文庫) ゲーム、コミック、アニメ等メディアミックス作品として展開されている火魅子伝の小説版です。
チート兎来た
九谷の海上輸送作戦が行われている最中、当麻城を取り囲む狗根国軍の侵攻を食い止める亜衣率いる耶麻台国復興軍。
四千の大軍を籠城戦で迎え撃つわけですが、九谷の勝利まで持たせれば勝ったも同然の戦ですし相手の将軍がちょっと阿呆だったりするのでなんとかなりそうです(でも、この世界観だと物量より質が高い方が強そうな気がします)
事実ろくな人員を残さなかった美禰の街は、人類の頂点を極めそうな紅玉を前に心を折られてあっさり落ちる原因になってます。
更にこの地方で残る唯一の狗根国の街である去飛まで無血開城に成功して九谷絶好調です。
しかし、今回こう調子に乗りすぎたのかどんどん敗北フラグが乱立しています。
特に香蘭の目立ちっぷりはどうみても死亡フラグにしか見えません。このまま幸せになったら完全にヒロインポジですからね(いや、メインヒロインの一人だけど小説版では……)
そんな中唯一勝利フラグとなる魔兎族三姉妹の登場くらいですね。原作でも兎華乃はかなり強キャラですからね。
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