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はじまりのうた―ホルス・マスター〈16〉 レビュー

はじまりのうた―ホルス・マスター〈16〉

はじまりのうた―ホルス・マスター〈16〉
嬉野 秋彦 (著)

(ファミ通文庫)

イース思い出した


ホルス・マスター第十六巻、遂にフィナーレを迎えることになったホルスマスター最終巻です。

前巻フェイフォンの息子アーロンが守る都市アルバラード防衛戦で、攻城兵器を片っ端から切り崩すと言う超人離れしたアルハイム。
そして、駆けつけたシャピロにジュリオの墓を暴いた奴を知っていると意味深な事を言った所からの続きとなります。

ベルタルダさんが自身の正体を明かし、ディミトリアスたちの声を奪った理由を説明してくれますが、言いたいことはこのままだとまずいからホルス(魔法)を使うなと言うことの様ですね。ディミトリアスたちは能力が高かったが故に封じられてしまったと言うことでしょうか。

そんな話があったモノの、まずはザベードを倒さなければならないと言うのでアルハイムがバラムの訓練をしていますが、あまりに強くなり過ぎてしまいベルタルダさんくらいしか相手にならないようです。

今回最終決戦となりますが、ザベードの強さの前にユーリエ、シャピロ、アーロンの三剣王も圧倒されてしまいますが、逆に帝国最強の剣士であるミラードもアルハイムの前には子供扱いです。

なので、結局一騎打ちとなります。本来の強さはザベードが圧倒していたのですが修行によるパワーアップと、ザベードの油断と慢心によって辛くも勝利を収めることになりました。

そして戦いの後ベルタルダさんは全てのホルスを無くしてしまいますが、これは七星剣士団ピンチですよね。普通に軍隊が多い国がかなり有利ですし、経済力の高いカルバディーンが本気出したら大陸制覇も可能じゃないかと思います。

アルハイムたちはバラム保管の事もあるので旅を続けますが、もうこれは世界最強過ぎて一人で大陸の一つや二つどうとでも出来てしまいそうです。そう言う意味でシスコンのアルハイムは正解だったんですね。

でも、ディミトリアスがねだったら大陸制覇くらいするのかな……?

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