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天才の条件―ホルス・マスター〈3〉 レビュー
天才の条件―ホルス・マスター〈3〉嬉野 秋彦 (著)
(ファミ通文庫)
あれ……これって一般兵いなくてよくない?
ホルス・マスター第三巻、今回は一巻であっさりアルハイムに倒されたシャスティヤ様の治めていた土地を受け持つことになった新たな剣王『鉄拳公主』の二つ名を持つアナベル・ラ・デグランジュ・プリンの登場します。
剣王ブルゴの推薦で剣王となった格闘家のアナベル様ですが、実力的にはブルゴよりもずっと上だったりします。今回はプルプリッサと戦うことになるのですが、同門の先輩と言うこともあり圧倒的な強さでプルプリッサをボコボコにしちゃいました。
残念ながらアルハイム程じゃあないんですが、アナベル様は準レギュラー並の出番がある優遇されたキャラだったりしますね。
あと、ラストの隣国ブルガンディの急襲があったわけですが、一騎当千がこれだけいると二千人ではどうにもならず戦争にすらならないと言う有様。
この世界は一般兵は正直そんなに役に立たず、一千の兵よりも腕の立つホルス使い一人の方が強かったり……。
せめてホルスを全員に行き渡らせることができれば違うのかもしれませんが、そこそこのモノでもレアアイテムらしく数が足りないみたいですね。
これは製造出来る鍛冶師を手に入れたジュリオはすごく得をしたんじゃ……?
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