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目醒めの詩―ホルス・マスター〈4〉 レビュー

目醒めの詩―ホルス・マスター〈4〉
嬉野 秋彦 (著)

(ファミ通文庫)

国王バラ造ってろ


ホルス・マスター第四巻、今回は大国に囲まれ七星剣士団の剣王三人に侵略されてしまうと言う危機に陥っている弱小国家カルバディーンに居たアルハイムたちは傭兵として剣王たちと戦うことにと言う展開となっている上下巻の上巻です。

戦うことになる剣王は、百面のジュリオ、耳なしブルゴ、人喰いフェイフォンの三人となっています。性格に難ありの三人組ですね。

軍事力ではとても勝負にならないカルバディーンは豊かな銀山を持っていると言うところからくる豊富な資金力を持って傭兵を雇っているようで、その一人として剣王を倒してるアルハイムに頼み込んだようです。

頼み込んだのはカルバディーン唯一と言ってもいい凄腕剣士のユーグ・キケロ・ポルテさん。もちろん他のポルテさんと関わりは全くありません。

渋ったアルハイムでしたが、傭兵の一人雷鳴剣のベルタルダさんと言う姿を隠した女性剣士がどうも気になるようすで、傭兵になることを引き受けると言う話となっています。

今回からジュリオが本格的に動いてきた感じで、実質敵側レギュラー格となるガングリルとリュリュの兄妹も今回から本格参戦。

この二人は戦闘能力ではプルプリッサ相手にもキツイ(3倍速の魔法が使えるし、もう勝ち目はないでしょう)程度ですが、ディミトリアス&王女様を誘拐するとか、ユーグさんを暗殺しようとするなど、ジュリオの手足となって暗躍してくれます。

アルハイムにとってはこいつらの方が面倒なんじゃないかと思ったりもしますね。




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