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虚ろなる神々の宴―ホルス・マスター〈8〉 レビュー

虚ろなる神々の宴―ホルス・マスター〈8〉

虚ろなる神々の宴―ホルス・マスター〈8〉
嬉野 秋彦 (著)

(ファミ通文庫)

アルハイム敗北っ!?


ホルス・マスター第八巻、七星剣士団のレオニード領ルプルワーニュからベルタルダさんを追って北上したアルハイムたちは、ハラホフ信者の総本山のヤヌーシュ神聖帝国へやってきました。

ディミトリアスの風邪も良くなったので温泉にでもと思ったモノの、三年に一度の儀式が行われるとかでどの宿も満員御礼状態。
そんな時、プルプリッサの財布をスったキサラと言う少女の家にやっかいになることになるのですが、そのキサラの親は亡くなっていて妹のルチアと二人で暮らしているとのこと。しかも、ルチアはディミトリアスと同じく声を失っている状態でした。

その後、プルプリッサとディミトリアスの前にベルタルダさんが現れ、今すぐ町から離れるようにと思わせぶりなことを言って来るのですが、当然そんな事に従わないアルハイムが、儀式が行われる聖堂へ侵入すると言う話ですね。

今回は、進入したアルハイムと戦うことになる敵は、ヤヌーシュ神聖帝国の騎士団の団長ミラード・ザイツェフ。
【月光】なる異名を持つミラードは、アルハイムがちょっと不利な状況であったにしても、アルハイムと同じ4倍速の魔法を使いこなし超絶的な剣技を振るう天才。アルハイムを圧倒し、回復魔法がなかったら洒落にならない重傷を負わされてしまうと言う程。

今までの敵は、正直アルハイムと比較すると一歩二歩劣る程度でしかなかったのですが(レオニード除く)今回は相当な強敵登場と言うことで、姑息なジュリオとは違った意味でライバルキャラ登場と言ってもいいですね。

というか、まともに攻撃喰らったの初めてじゃないか……?

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