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小さな国の救世主―なりゆき軍師の巻 レビュー

小さな国の救世主―なりゆき軍師の巻 小さな国の救世主―なりゆき軍師の巻
鷹見 一幸 (著), Himeaki (イラスト)
(電撃文庫)

日本オオカミ……


小さな国の救世主シリーズ一巻。
物語は中央アジアにある架空の小国セリカスタンの内戦に巻き込まれてしまった普通の高校生である天山 龍也が、内戦を終わらせようと奮闘すると言うお話です。

龍也は旅行中に戦争に巻き込まれただけの一般人なので、特殊なスキルも知識も持っていません。
帰国できなくなった所、セリカスタンの部族の一つキンリ族の戦士長のサラサさんと姫巫女のリューか姫に拾われることになるのですが、そちらも政府軍から逃げているところであり龍也も一緒に付いていくことになってしまいました。

その上政府軍の攻撃に巻き込まれてしまい、何時の間にか戦争を終結させないと帰国できないとか言うことになる上、たどり着いたキンリ族の里へ戦車部隊が攻め込んできてしまう大ピンチ。

そして龍也が助けを求めたのが匿名掲示板とか……なんと言うことでしょう。

なんの役にも立たない戦史オタが役に立つことになろうとは、これにやられた戦車部隊ってどんだけ無能なんだろうか……。

戦車部隊を倒したことにより、龍也は被っていたアライグマのラクーンハットの柄から軍師シマオオカミと呼ばれ、内戦の中心人物になってしまいました。

まあ、この作品は内戦だけの戦史モノと言うわけではなくボーイミーツガールなお約束シーンもありますし、全体的に重いシナリオではないので楽しんで読める作品ですね。



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