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戦闘城塞マスラヲ Vol.4 戦場にかかる橋 レビュー

戦闘城塞マスラヲ Vol.4 戦場にかかる橋
戦闘城塞マスラヲ Vol.4 戦場にかかる橋

林 トモアキ (著)
(角川スニーカー文庫)

ヒデオ敗退……そして戦場へ


魔殺商会率いるリリー対アルハザン率いるアーチェスによりサバイバルクロスフラッグが開催され、ヒデオはアーチェス側へ着いてリリー達と対決することになりましたが、初代聖魔王であるリリーこと鈴蘭との一騎打ちでは、遂にハッタリが見破られてしまい敗北してしまいます。

聖魔杯の参加者の全員がヒデオにだまされていたことになるのですが、はっきり言ってこのハッタリこそヒデオの特殊能力じゃあないでしょうかね、交渉術もかなりのモノですし、エリーゼを味方にするあたり天才かも……。

とはいえ、アーチェスが巻き添えで敗北してしまい、養女(?)である霧島レナにフルボッコにされ、美奈子と共にダンジョンの奥深くに捨てられてしまったヒデオ。ウィル子ともはぐれた状態では雑魚モンスターにも楽勝で瞬殺されてしまうヒデオが最強クラスのモンスターの中ではあっけなく死んでしまう……かと思われたとき、今までヒデオと戦ってきた猛者達、ジャバン、ハニ悪、レミーナ、ヴェロッキア、グレイ、そしてレッドフィールド大佐が現れ、大佐は『歓迎しよう、ここが戦場だ……』と。

聖魔杯の裏で始まっていた本当の戦いに巻き込まれたヒデオがここからどうやって逆転していくのか楽しみです。



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