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マブラヴ〈7〉ALTERNATIVE 決戦 レビュー
マブラヴ 〈7〉ALTERNATIVE 決戦北側 寒囲 (著), アージュ (著)
(集英社スーパーダッシュ文庫)
『マブラヴ〈7〉ALTERNATIVE 決戦』はアージュ原作の超王道学園アドベンチャーゲーム、マブラヴのノベライズ作品です。
一気に終わったなぁ……
オルタ最終巻となる第七巻では、武ちゃんが再びこの世界へ戻ってから甲二十一号に横浜基地攻防戦、桜花作戦と一気に物語が進みました。
オルタ後半の戦争全部がまとめられているので、武たちのシーン以外はほぼカットとなっていて、個人的に好きな艦長ズの会話が無かったのが残念でしたね。
甲二十一号作戦の艦長ズは格好いいですし、桜花作戦突入時の一文字艦長たちに至っては顔グラすらない上セリフも一言程度なのに印象がすごく残ってますよ。
と、まあ原作の方に比べると短くまとめられたというか、武ちゃん視点と、夕呼視点と言うのは前巻までと同じですが、今回は部隊が分かれる展開があるため他の人物視点もちょくちょく入ってましたね。
何というか、おもしろかったのはとは思いますがもの足りない感もありますね。
伊隅大尉以外のヴァルキリー中隊メンバーの活躍の場が少なかったですし、基地のゲートにいた二人なんかあっという間に消えましたし……良いキャラなんですけどね。
ラストは原作と同じく元の世界へ戻った武ちゃんのドタバタラブコメ展開で締めくくられました。
もしかしてこのまま『かがやく時空が消えぬ間に』へ続くのかどうなのか……気になります。
(追記)
ファイナルエクストラ後の話は小説化されてませんが普通に面白いシナリオなので小説化してほしいですね。
まあ、ロボットモノではありませんがオルタ世界に関わってくる展開もありますからね。
ゲームの方がオルタとかアンリミメインになってきてますから、学園モノも久しぶりにやって欲しいと思ってるんですけれど商業的には無理でしょうから小説版くらいコメディ読みたいなぁ。
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