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本日の騎士ミロク 1 レビュー

本日の騎士ミロク 1
本日の騎士ミロク 1

田口 仙年堂 (著)
(富士見ファンタジア文庫)

にんじんさいきょおおおっ!?


本日の騎士ミロク第一巻、魔法と剣のファンタジーな世界を舞台とした作品です。

物語は、六カ国が東西に分かれて小競り合いを続けている大陸中央部の西側中部の国ジルサニア王国へ移民してきた少年ミロクは気性に問題があるためアルバイトを次から次へとクビになっていましたが、働いていた先の店主から進められて移民でもなれると言う騎士団に志願することになります。

剣術には自身があったミロクはみごと騎士団に入団するモノの配属された先はジルサニア王国第一王女ジェルメーヌ姫の直属部隊の赤目隊であった。

しかし、その仕事は姫のパシリとも言える内容で剣術バカだったミロクには剣は支給されず、表向きの清楚な美少女とは別人格かと思えるようなジュジュ(ジェルメーヌ姫)の横暴振りにミロクは徐々にフラストレーションが溜まっていくのであった……と言う話です。

まあ、姫の素顔がどうのと言う前に赤目隊の隊長がウサギだと言うことに突っ込まずにはいられないでしょう。しかもサングラス掛けてるとか……でも一応元は人間らしいそうです。

そんなおもしろキャラも居ますけどファンタジー作品としては王道派な感じがします。
魔法の設定がなんでもありな感じより、この作品のように一種の特殊能力みたいなのも面白いですね。

主人公のミロクは剣ならハンパないくらいの能力を持っているのにほとんどその出番がないのもアリですね。ここぞっと言うときに活躍してこその主人公ですし、久々に楽しめる作品に出会えて良かったです。




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