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ミスマルカ興国物語 3 レビュー

ミスマルカ興国物語 3
ミスマルカ興国物語 3

林 トモアキ (著)
(角川スニーカー文庫)

財宝や札束のバリケード……無敵だ


聖魔杯の紋章を手に入れる為、マヒロ王子一行は大陸東部のヴェロニカ商工同盟へやってきました。

北をゼピルム共和国、西を中原、南をグランマーセナル帝国、東の海を越えると日本三国と繋がる大陸経済の中心と呼ばれている場所で、昔、侵攻された時には札束と財宝のバリケードを築き上げ侵攻軍そのものを買収してしまうほどの商工同盟だそうです。

その商工同盟の一つサフィナ領に聖魔杯の紋章があり、マヒロ王子たちはそれを受け取るため訪れていたのですが、ヴェロニカ商工同盟議長であるサフィナ領家の当主セルヴェチカ・サフィナの後見人とされるヴァリオ・サフィナによって、七領祭と呼ばれる祭最大のイベント、キャラバンレースの優勝賞になってしまいました。

もちろん、実際は裏取引で紋章は帝国へ引き渡すことになっているのですが……。

マヒロ王子達はキャラバンレースに参加することになると言うのが今回の話ですね。

それぞれが裏で画策、暗躍している上、主人公のマヒロ王子が一番の食わせ物ですからね。なにしろ、パリエルとか、ジェスくんくらいじゃないでしょうかねそういった裏仕事をしていないのは。

今回、長谷部 沙耶香と戦うパリエルが聖剣の国の王家に伝わる億千万の刃と謳われるアウター(パリエルも魔人だし直系なのか、それとも剣技だけ伝えたのか?)が遺した業を放ちました。
もしかするとパリエルはレベルアップしたらものすごくつよくなるかも……。




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