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お・り・が・み 正の闇 レビュー

お・り・が・み 正の闇
お・り・が・み 正の闇
林トモアキ (著)
(角川スニーカー文庫)


お憑かれ様ですクーガーさん


前回は、母親の拉致事件とか妹との当代になることの問題とかあり、魔王となることを宣言した鈴蘭でしたが、今回は自分が拉致されてしまうことに……。
今回は首輪まで着けられてしまっていますが、似合っているのでOK。

事件の犯人は神殿協会異端審問会第二部部長のクーガーさん、アウター金毛九尾、先読みの魔女と呼ばれる少女セリアーナ(セリア)と共に、伊織魔殺商会、神殿協会を巻き込んで逃亡してしまうという話です。

クーガーさんは世界を裏で操っているアウター共(おもにマリーチ)の予定されていた未来を変えるため、鈴蘭に聖女となる道を示すため神殿協会を裏切り、大量殺戮をした自分を鈴蘭に殺させると言う方法をとることに……。

鈴蘭はクーガーを聖女として粛正する一方裏では魔人達を率いて自らの目的の為動くことになると言う展開になるのですが、クーガーさんが格好いいです。

マリーチはまさかの事態に激高していますが、それもクーガーさんの思い通りかと思うとすごすぎる嫌がらせです。神々の思惑を覆すほどの事態に、そして鈴蘭が、聖女兼魔王と両極端な存在の頂点に立つことになるのは神々は予想できなかったことでしょうか。

何というか、お疲れ様でしたクーガーさん。
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