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楽園の魔女たち―不思議の国の女王様 レビュー

楽園の魔女たち―不思議の国の女王様
楽園の魔女たち 不思議の国の女王様
樹川 さとみ (著)
(コバルト文庫)

ナハさんが拉致られた――っ!?


楽園の魔女たちシリーズ十巻目となる今作は、楽園の料理番にして自由剣士ナハトールが誘拐されてしまうと言う話となっています。

イレインの街で若い女性を狙った連続髪切り魔が発生しているのでどうにかしろと組合に押しつけられたエイザードでしたが、体調不良を理由に弟子たちとナハトールが調査に当たっていたのですが謎の巨大なクマにナハトールが拉致されてしまうと言うことに。

そのクマを操っていた自称クイーン・フェムはエイザードを呼び出すためにナハトールを拉致したらしくて、特にナハさんに敵意があるわけではないのでかなり自由に料理とかしちゃってます。もう剣士じゃなくて、本業が料理番で間違いないですね。

連れてこられた子供たちとなんだかんだ言ってなかよくなってますし、ナハさんはやっぱりすごいですね。面倒見が良すぎですよ(エイザードの面倒を見てるのだから当然と言えば当然だけど)

今回の騒動はフェム(本名:フェメティ)の勘違いが原因だったんですが、ナハさんや殿下は大変な目にあってますね。
ナハさんは子供にされちゃったりしてますし、殿下は危うく死ぬところでしたし……。でも犯人のフェメティはそんなに悪い子じゃなかったわけで、なまじ才能があったことと、エイザードの普段の行動が問題だったわけで、長老預かりと言うことで決着したみたいです。

うーん、ナハさんは子供化したままでもよかったんじゃないかとちょっと思うんですがどうですかね。自称永遠の二十一歳なんてのもいるくらいですから。




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