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楽園の魔女たち―ハッピー・アイランド レビュー

楽園の魔女たち―ハッピー・アイランド
楽園の魔女たち―ハッピー・アイランド
樹川 さとみ (著)
(コバルト文庫)

ご、ごくちゃん……そ、そのお姿は……


楽園の魔女たちシリーズ十二巻目となる今作は、浜辺に流れ着いた小瓶の中に虹の谷の楽園を指定する謎の手紙が入っていて、内容は助けを求めているようなのですが細かい状況が書かれていない上、人員不足から組合としては静観するようで後はエイザードに任せると言った話です。

今回は視点が弟子たちメインではなく、探偵業を営む青年ルーファス視点でハッピー・アイランドで起きている謎の事件について調査する展開になっています。

ドクター・カプラーによ狂気の実験を調べるルーファス青年でしたが、おそろしく大食いの銀髪の少女が現れたり、顔見知りのアグレッシヴなおばあちゃんがノリノリで乱入してきたりして大変なご様子ですね。

弟子たちはそれぞれ潜入作戦を実行して調査していますが、サラは本業にしてもいいくらい似合ってます。悪の組織の幹部っぽい。

全体的にコメディ路線な話になっているんですが、今回最も重要な点として両手だけの存在【リーザレイン】の初登場となる巻でもあります。
はたして彼女は一体何者なのか、そしてごくちゃんの姿は……。
今回は色々伏線が多そうな構成で続きを期待してしまいますね。





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