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楽園の魔女たち―天使のふりこ レビュー

楽園の魔女たち―天使のふりこ
楽園の魔女たち―天使のふりこ
樹川 さとみ (著)
(コバルト文庫)

まあ、まさか皇女がくるとは……思わないよねー。


楽園の魔女たちシリーズ十七巻目となる今作は、前回までの一大スペクタクルな展開からは一転したような短編集となっています。

収録されているのは全部で四編で『天使のふりこ』『しっぽの音楽会』『ごくちゃんの小旅行』『騎士と卵』です。
サブタイトルでもある『天使のふりこ』は、当たり屋詐欺に掛かってしまった青年の話となっているのですが、殿下がまるで暴れん坊将軍並の活躍を見せてくれます。

まさか、皇女が魔女やってるなんて国民知ってるわけもないので驚くどころじゃないですよねー。

でも最後のオチが実は天使時計が本物の永久機関だったとか……サラさんなんで知ってるの?

今回の話は時間軸がバラバラなのでナハさんもちゃんと登場しますね。
そして、支部長さんの若かりし頃(いや、まだ若いけど)のお話がメインっぽい感じですね。この頃から熱く燃えてましたが、すでに国王に鬱陶しがられてたりして可哀想でうすね。

まあ、後々大出世を遂げる伏線でもあるので、若い頃の苦労しておく(たぶん死ぬまで)のも悪くないのかもしれませんね。


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