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楽園の魔女たち―ミストルテインの矢 レビュー

楽園の魔女たち―ミストルテインの矢
楽園の魔女たち―ミストルテインの矢
樹川 さとみ (著)
(コバルト文庫)

エプロン・サラさん乙女ちっく


楽園の魔女たちシリーズ十八巻目となる今作は、楽園のメンバーをモデルに書かれた明らかな創作小説が出回って殿下が怒りくるい、ファリスが胃痛に悩まされます。マリアとサラはむしろ楽しんでいる感じもしますが、その作者を見つけ出そうと言うことになる話です。

その頃楽園でも支部長さんが居ない間ヨンヴィル国王の嫌がらせともとれる支部長代理が送られてきました。
女性だけの騎士団という、女性アレルギー(精神的なモノ)があるエイザード対策ですかね? 籠絡してこいとか命令されたみたいですし。

今回は、サラさんが色々入れ替わってますが母性愛UPのエプロン・サラさんになると家事能力まで変化するのか、一体何人中にいるのやら……。

弟子たちがトラブルに巻き込まれている一方楽園も襲撃を受けてしまい女性騎士団に虹の谷の軍隊(村人のアルバイト)では到底かなわないピンチな状況ですね。
そしてそのピンチに現れたのはまさかの流星号を駆る支部長さん!!
なんだ、この熱い奴は!? と言わんばかりの展開ですが、支部長さんは騎士ではなくなってました。
支部長さんは虹の谷を治める領主アシャ・ネビィ伯爵となって帰ってきました。

支部長さんも左遷されてから一気に出世しましたね、何かあったら切り捨てるとか言ってますが、もう独立しちゃえばよくない? と思うのですがどうでしょうかね(ドラゴンがちょくちょくくる土地に喧嘩売る相手もそうはいないでしょうし)
支部長さんも領主の次は国王になっちゃえばいいかと思うし、エイザードも楽しそうでした。



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