comi cafe

楽園の魔女たち―七日間だけの恋人 レビュー

楽園の魔女たち―七日間だけの恋人
楽園の魔女たち―七日間だけの恋人
樹川 さとみ (著)
(コバルト文庫)

この弟、早く何とかした方がいい


楽園の魔女たちシリーズ三巻目となる今作は美少年と見まがわれる様な容姿のファリスが主役となる話となっています。

ある日虹の谷へファリスの弟で顔がそっくりだけど性格は真逆な少年アルケイドが現れ、その女癖の悪さで一悶着起こしてくれました。

なにしろファリスのフリをして(相手が見間違えてるのをいいことに)ということですが、普通にファリスモテすぎだろう……。

そんな問題にファリスが珍しく怒ってますが、アルケイドが何しにここまで来たのかと言えば父親の知り合いの弔問があるらしいのですが、父親は長老会議で行くことが出来ないため、アルケイドを代わりに向かわせていたのですが、アルケイドが突然腹痛を訴え代わりにファリスが遠く離れたアジェンダ島へ行く事へなってしまいました。

そして、その後楽園へ届いた手紙には『一身上の都合で婚約いたしました』とか、もう色々ぶっとんでますがファリスに不幸体質があるのは間違いないみたいです。

しかもその相手が男色家であると言う不幸。あくまでフリだけとは言え、一番まじめでまともなファリスにはもうあきらめるしかありませんね。

今回はほぼファリス回となっているので、不幸な話ばかりではなくめずらしくちゃんと戦ってたりします。
ナハトールにはまだまだ及ばないモノの、やはりかなりの腕を持つファリスが活躍できるのはやっぱりこういったシーンでしょうね。



トップへ戻る

セブンアンドワイ「コミック、アニメ」





各種レビューです。


あなたは

目の訪問者です。


Copy Right comicafe Co.,Ltd. Since 2005