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ウェスタディアの双星〈2〉幸運の女神(?)降臨の章 レビュー

ウェスタディアの双星〈2〉幸運の女神(?)降臨の章 ウェスタディアの双星〈2〉幸運の女神(?)降臨の章
小河 正岳 (著), 津雪 (イラスト)
(電撃文庫)


昨日の敵は今日の友


隣国ラミアム大公国によるウェスタディア王国侵攻は、ウェスタディアの双星と呼ばれることになったバドエルとアルファーニの二人によって退けることに成功しました。

しかし、ラミアム大公国は銀河を二分する大国ロアキア統星帝国の一員であったことから、今度は国力が桁違いの大国から侵攻を受けることになってしまいました。

正直どうしようもない戦力差なのでもう一つの大国ルフェール共和国に助けて貰おうと言うことになり、その手みやげにラミアム大公国を制圧して一緒にルフェール陣営に加わろうとします。
共和国である為選挙にやくに立たなきゃ助けないよと言う身も蓋もない条件を突きつけられてしまい、またもや時間が全くないまま進軍することになってしまいました。

今回はラミアム大公国も油断なく本気で防衛戦に徹してくることは必死です。アルファーニは奇策で迅速に制圧を行おうとしましまたが裏をかかれたりしてますね。

でも、まさかのロアキアの裏切りによって状況が一変。今度はウェスタディア・ラミアム連合軍でロアキア軍と戦うことになってしまいます。

次々状況が一変する(エスコンやスパロボみたいだ)めまぐるしい戦況でしたが、ウェスタディア王国軍千旗将のロゼリエッタ・ルオ・ジェルトルーデ(ローゼ)の奮闘もあり、なんとかなりましたね。

まあ、一番の功労者はロアキア側の宰相でしょうね、ロアキア軍のトップの兄で皇太子が自分の保身のため軍を引かせたことでウェスタディア・ラミアム連合軍は助かったわけですから。

これで、戦争は一段落しましたがルフェール陣営に加わったことによりロアキアとは敵対することが確実になってこれからも苦難が襲いかかってくることが確実になってしまいましたね。



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